「自殺の話をする人は実際に自殺したりしない」誤解です!
アジア系コミュニティーにおいて、「自分は何の役にも立たない」とか「死んだ方がましだ」などのコメントは、気にしてもらうためのコメントだとよく誤解され、自殺をほのめかすような問題は相手にされない事が多いですが、メンタルヘルスのプロフェッショナルは、自殺した者、また自殺を図ろうとした者のほとんどは端緒を示している、と警告しています。なので、「死にたい」、「自殺したい」などのコメントは、本人がストレス下にある、または自殺を考えている事の現れであり、これらに耳を傾ける事は大変重要になってきます。
「自殺をしようとする人は気がおかしいに違いない」誤解です!
ほとんどの自殺企図者は精神病者や気がふれた人ではありません。アメリカでは、深刻な精神的苦痛で人を苦しめる、衰弱した精神病である「うつ」は自殺企図者の間でとても大きな危険因子と言えます。不幸にも、研究によるとうつはアジア系アメリカ人によく見うけられ、アジア系アメリカ人のうつ病率は白人よりも高くなっています。
「もし本当に自殺する気があるのなら、自殺を防ぐのは不可能だ」誤解です!
深刻なうつ状態の人でさえ、死に関しては、最後まで、死にたいのかそれとも生きていたいのかで揺れ動く混在した感情があります。ほとんどの自殺者は死にたいのではなく、苦痛をとめたいのです。苦難から逃れたいという衝動は、相当強いものでありながらも、長くは続きません。
「自殺をする者は助けを必要としたくない人々である」誤解です!
自殺者の研究は、自殺者の半数以上が自殺までの6ヶ月の間に医者に頼っていることを示しています。アジア系コミュニティーにおいて、多くの移民は言語、文化的な壁の為にメンタルヘルスサービスを是としておらず、サービスに関してもあまり知らない事が多いのですが、研究によると、これらの移民の多くは問題があると、その問題がメンタルヘルスに関する事であってもかかり付けの医者の所へ行くようです。
「自殺の事を話す事で、自殺を助長する事になる?」誤解です!
アジアの文化においては、マイナス思考や負の感情を抑える事が精神的苦痛を和らげる事になると信じられがちです。しかし、これは深刻な精神的苦痛にいる個人にはあてはまりません。自殺企図者に自殺の話をしたからといって、病的な考えを与えたり、余計なストレスを与えたりする事にはなりません。実際は逆で、自殺について率直に話し合うのは大変で不快な事ではありますが、我々ができる最も役立つ事の一つなのです。